The Flat Head 3005XX第5回　シルエット

穿き込み：2ヶ月半　洗濯回数：5回

シルエットが良い良いと毎回言っているこの3005ですが
いつもの写真ではちょっと伝わりづらいかな？と思うところがあるので
今回は色落ちについては置いておいて
シルエットに的をしぼったレポートにしてみようと思います。

とりあえず言葉でイメージを伝えるなら
"腰周りがジャストフィットのＸＸモデル"
こんな感じです。

右	前	後	左

どうでしょう？シルエット伝わるでしょうか？写真を撮る直前まで座った状態だったので↑の画像のように立った状態でも腰周りにシワが残っています。サイズがパンパンで常にシワがよってるとかそういうことではありません。それとバックポケットが膨らんでいるのは財布と小銭入れを取り出した直後だからです。要するにそれだけクセを残しやすい生地だってことです。スソは画像でもわかるようにワンクッションってな具合です。

続いては3005を他のジーンズと比較するために対象となるジーンズのシルエットも載せておこうと思います。比較に使用したのは同じ30インチのジーンズということでダルチのSD-001にしてみました。

こちらは腰周りがゆったりとした一般的なシルエットです。光がうまく当たっていないので色落ちがほとんどわからない・・・今回はシルエットに視点を置いているので良しとしましょう。

3005XX	SD-001

この画像からは股上の浅さがよくわかると思います。同じ30インチでも穿いた画像を見ると明らかに腰周りに差があるのもわかります。
3005XX	SD-001

両ジーンズ共に尻の下にシワがあるのがわかると思います。この分だけケツに余裕があります。ダルチの方がシワが大きくゆとりがあるのが見て取れます。

続いてはサイドアングルの比較

まぁこんな具合です。こうやって見てみるとダルチくらいのスソの長さ（床上2.5～3cm）も結構キレイだなぁ～。 3005XXもあと2cmくらいスソ上げしてもらおうかなぁ～。

画像は股の部分で両ジーンズを合わせて並べたものです。

まず見て明らかなように股上の深さが違います。その他はこの画像からは特に違いが見られません。（股下の長さが違うというのがありますが、それはスソ上げの仕方の違いです）

そしてウエスト部分をアップにしたものがコチラ↓
	御覧のように腰帯一個分 3005の方が股上が浅いです。長さにして約2.5cm つまり１インチ浅いことになります。
	コチラは後のウエスト部分を比較したものです。 3005の方が浅くなっているのがわかると思います。コチラもほぼ前面と同じ位の股上の差と考えて良いと思います。

こちらはウエスト部分を比較したものです。

ウエストサイズはどちらも同じに見えると思います。
しかし考えてみれば股上が違うのですからウエストが同じという事は、どういうことか御分かりですよね？

ダルチの方は腰骨の上のウエストの一番細いクビレ部分に腰帯がきます。
それに対して3005の方は腰骨部分に腰帯がくるわけです。
それでいてウエストサイズが同じという事は如何に3005が細身に作られているかということがわかると思います。

最後は太モモ部分の太さ、ワタリの違いについてです。

太モモの内側を合わせて重ねた画像です。

御覧のようにダルチの方が太いのがわかると思います。
↓（スソ方向）の方にいくにしたがって両者の差が小さくなっていき
ヒザ辺りで全く同じ太さになっていました。

また、この画像から腰周りも若干小さ目に
作られていることもわかると思います（画像上半分）。
この辺りからも腰周りジャストという印象になるのだと思います。

3005は太モモからスソまでテーパードすることなく
ズドンとしたシルエットです。
コレに対してSD-001は若干テーパード気味なので
このような差が現れたのだと思います。

3005XXのシルエットについて少しは御分かり頂けたでしょうか？

実際に穿いてみると腰周りのフィット感が全く違い驚くほどの差があります。

穿いた状態での写真を撮影する際
タイマーセットして上着を捲り上げて
じっとシャッターがきられるのを待っている時に妙にむなしさを感じました。

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